「これまで発信を避けてきた山口が突如として会社を立ち上げたと思えば、HP上で真っ先に目に飛び込んだのが、“完治しないと医師に宣告された”“病気を克服する方法はただ一つ”などと、まるで自分は被害者か悲劇のヒーローかのような物言い。
被害者とは和解が成立し、社会的制裁も十二分に受けたとは思います。それでも長瀬が話したように、“事件が起きたのはお酒のせい”とでもするような書き方に、根本的なところは何も変わっていないんじゃないか、と疑ってしまう」(前出・芸能リポーター、以下同)
もちろん、HPのプロフィールでは【依存症予防教育アドバイザー】等の資格取得、依存症を中心とした講演活動の展開を明かしていることから、“株式会社山口達也”は世間への周知と理解を広めるための、知名度を活かしての社名とも考えられる。
「山口達也」を一生思い出したくない
しかし、やはりというべきなのか、ネット上ではこんな指摘も散見される。
《山口達也くん、会社名をきくたびに被害者のつらい記憶を呼び起こす、的なことには全く想像が及んでないのすごいな。》
《この会社名はひどくないかい? 性犯罪の被害者は「山口達也」という名前を一生思い出したくないのに。》
一方で、老舗芸能プロダクションのチーフマネージャーは、社名を「彼なりの覚悟の表れ」と捉える。
「未成年だった被害者もすでに成人しているとは思いますが、心に負った傷は一生癒えることはないのかもしれません。そして今後、達也くんの活動が逐一取り上げられるたびに、また会社が成長を遂げるたびに“山口達也”を目にする可能性も否定できません。
でも、彼自身も今までの自分にどこか“甘さ”を感じていて、もう“逃げることは許されない”という責任を持ち、またアルコールを断つというプレッシャーをかける意味でもあえて自分の名前を会社名にしたのだと思いますよ。ここは達也くんの覚悟と思って、活動を見守りたい」
山口氏の会社設立後、自身のインスタグラムに【We're so proud of you】(私たちはあなたを誇りに思う)とのメッセージを寄せた、元妻で実業家の高沢悠子さん。彼が“家族”を裏切ることはもうないだろう。