今後もアナウンサーの退社はより加速するのか。佐々木氏は見解を示す。
「加速することはないでしょう。毎年、数人のアナウンサーがテレビ局から退社するのは変わりませんし、今後もその状態は続くだろうと思います。ただ、退社する年齢が低下しているのは、昨今の傾向です。以前は30歳前後で辞めるアナウンサーが目立っていましたが、最近は入社2〜3年目で退社するケースも増えていて、もしかするとこのあたりの年代から今年フリーになる人がいるかもしれません」
今や、転職が当たり前の時代となった。メディアも多様化し、アナウンサーが活躍する場もテレビだけとは限らない。セカンドキャリアの選択肢は、今後もより広がり続けるのだろう。
【次にフリーになりそうな局アナランキング】
1位 水卜麻美 日本テレビ 140票
2位 安住紳一郎 TBS 123票
3位 桑子真帆 NHK 102票
4位 弘中綾香 テレビ朝日 98票
5位 下平さやか テレビ朝日 48票
6位 永島優美 フジテレビ 42票
7位 田中瞳 テレビ東京 34票
8位 相内優香 テレビ東京 32票
9位 岩田絵里奈 日本テレビ 25票
10位 生野陽子 フジテレビ 22票
(取材・文/スズキノリオ)
佐々木博之(ささき・ひろゆき)●芸能ジャーナリスト。『フライデー』元記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。