“結婚宣言”も恋が終わってしまった理由
国は小学6年から高校1年を対象に、'13年からワクチンの定期接種を行っていたが、重篤な健康被害が相次いだ。
「野党の新人議員が親しくもない与党のベテラン議員との約束を“体調が悪いからキャンセルします”とは言えないわけです。だから親陸を深めつつ“お力を貸していただけませんか”とお願いする状況でした。でも、それを会見で話せば、ワクチン推進派から邪魔されるだろうし、何より“あいつはベラベラしゃべる”と同僚議員からの信頼を失う可能性もあって黙っていたんです」
こうして無所属になった上西だったが、議員活動には大きな変化があったという。
「騒動で名前が売れたこともあり、全国からさまざまな陳情をいただくことが増えました。子どもたちが政治に関心を持つための主権者教育にも取り組んで、ガングロギャルの人たちと意見交換会をしたことも。国会で審議される新法案の勉強も資料集めから自分でやるから、無所属のほうが議員活動は忙しくても充実していました」
'17年に政界を引退した後は、タレントに転身。'20年にはドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)の特番で、女優デビューを果たした。
「一流の俳優さんがそろう中で緊張しましたが、とても勉強になりました。その後、政治家の役で舞台にも初挑戦し、演技の楽しさを学びました。今後も機会をいただければ、挑戦させていただきたいです」
政界を退く際には“結婚宣言”をしていたはずだが、恋の行方は?
「結局、破局してしまいました。議員時代から交際していましたが、私が忙しすぎて、相手のご両親とお会いする約束を果たせなかったり……。そういうことが積み重なって距離ができ、恋は終わってしまいました。私が悪いんです。今はまったく何もないですね。結婚願望はあるんですが、私と結婚してくれる奇特な方がいらっしゃるか、どうか……」
世間をさんざん騒がせた“炎上クイーン”も恋の火種は見つからないよう。4月には40歳になるけれど、再び写真集を出版する予定とかは?
「アハハ、さすがに需要はないと思います(笑)。前回も本当は写真集を出すつもりはなくて、1枚だけ撮影の予定だったんですけどね。なぜかあんな形になってしまって」
では、これからは何を目指していくのだろうか?
「今後は挑戦させていただけることに全力で取り組んでいこうと思っています。今は投資の勉強なんかもしていますので、資産運用についての情報発信もしていけたらと考えています」