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前の晩の雨も上がり、盛大なご結婚パレードをテレビ各局が中継した。美智子さまがお召しになったローブ・デコルテも話題に
1959年4月10日、上皇さま（当時皇太子）と美智子さまがご成婚。沿道に53万人もの人々が集まり熱狂した華やかなご成婚パレードから64年、上皇ご夫妻のあたたかな歴史を振り返る。
婚約会見で美智子さまが語った「とてもご誠実で、ご立派で、心からご信頼申し上げ、ご尊敬申し上げていかれる方だというところに魅力を感じました」という一節そのままに、これまで過ごされてきた上皇さま。
来年は結婚65周年「碧玉婚式」
さらに美智子さまのおことばを引用すると、内助の功について記者から尋ねられた際「皇太子さまがどこかに行く時に、一緒に行きなさいといわれた時に、行くことが内助の功と思います」とお答えに。
そのおことばどおり、1960年の渡米以降、50を超える国や地域を訪れ、国際親善に努められてきた上皇ご夫妻。美智子さまのシーンに合わせたエレガントな装いも話題に。
「チェリー・ブロッサム・チャリティ・ボール」でのひとコマ。美智子さまの手をとられて楽しそうに踊られる上皇さま（1993年4月16日）
テニスが結んだ活発なおふたりが、スキーやダンスなどを一緒に楽しまれる姿もたびたび見られた。
昨年10月20日に米寿を迎えられた美智子さま。おふたりは皇太子ご夫妻時代に約30年お過ごしになった赤坂御用地で散歩を楽しまれた。朗らかな笑顔の上皇さまを見つめ微笑まれる美智子さま。
しっかりと手を握り合うおふたりの姿に歩まれてきた時間のあたたかさを感じる。来年の結婚65周年・碧玉（へきぎょく）婚式までの歩みも穏やかでありますように。
