近隣に大規模病院や個人病院が林立するなか、《気軽に相談のできるかかりつけ医でありたい》と地域医療を支える覚悟を示していた。
60代の女性患者は、
「古い住民はとっくにかかりつけ医を持っている地域だから新規患者の獲得は大変だったはず」と気苦労を察する。
『コード・ブルー』に憧れて…
新型コロナウイルスの感染者増で医療従事者の負担が大きかったころ、同クリニックはあえて発熱外来を受け付けていたという。
「院外の通路で完全防護スタイルで検査をしてもらいました。麻薬所持といっても、妙にテンションが高いような違和感はなかったし、話が噛み合わないこともなかった」(50代の男性患者)
好きな言葉は《努力に勝る才能なし》。好きな映画は人気テレビドラマの劇場版『コード・ブルー』。山下智久ら若き救命救急医らが奮闘するドラマに触発され、無理をする部分があったのか。つらさから逃れるため麻薬を持ち出したのなら、本末転倒だ。