「手を繋いでもいいですか?」
番組の内容は真実の恋をしたい男女が、本気の恋に落ちていく様子を追うリアリティショー。しかし、メンバーの中には、“絶対に恋をしない嘘つき”の男性である「オオカミくん」もしくは女性である「オオカミちゃん」が1人以上潜んでいる……それが果たして誰なのか、見極めることがキーとなる心理戦の要素もあり、さまざまなイベントを通じて本命の相手を見つけなくてはいけない。また、視聴者投票によって脱落者が出たり、ファン参加型で楽しめる作品にもなっている。
前話でK-POP練習生のロビン(19)への“中間告白”をした。これは番組の中盤で行われる告白タイムのことで、“いま1番大切な人にオオカミではないことを宣言する”ことでもあるが、果たしてロビンに思いが伝わることはなかった。
失恋直後のなぎさが次に思い浮かべた相手は俳優・柊太朗(とうたろう・22)だった。すでに韓国人インフルエンサー・ちせ(24)の中間告白にOKを出していた彼をなぎさはデートに誘い出し、夜の遊園地を楽しむことに。遊園地のシンボルである観覧車に乗るふたり。隣同士に座り、なぎさは《とても言いづらいんですけど、してみたい事がありまして……》と切り出したのだ。
《恥ずかしい、これ言うの、めっちゃ恥ずかしいかも》
《手を繋いでもいいですか?》
ぎこちなく“カップルつなぎ”をするふたり。そして、なぎさはキラキラした涙を流しながら、こう発した。
《人生で初めてお父さん以外と繋いだかも》
この様子にとうたろうは照れ笑いを浮かべながら《恥ずかしいね》と答え、なぎさも《困っちまうぜ。恥ずかしいですね。すごい緊張してます》とつぶやいた。
一連の流れを見た視聴者からは、「キュンキュンする」「急接近の二人!応援したい」といった彼らの様子に興奮する声が多く寄せられた。しかし、アイドル時代から応援しているファンの見方は楽観的なものだけではない。