4月13日、公式サイトにて休養することを報告した犬飼貴丈。
《体調不良の為、医師とも相談させて頂いた上でお休みさせて頂きます。(中略)なお、新型コロナウイルス感染によるものではありません》
とあったが、詳細については明かされていなかった。
4月17日には、金曜レギュラーを務めるバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)を欠席。代打で登場した同事務所の先輩・小池徹平は、犬飼をこう鼓舞した。
「本人、いちばん悔しいと思うんですけど、頑張って治すと思うので……」
具体的な病状や回復の見通しがわからずに多くのファンが不安を募らせる中、『週刊女性PRIME』は休養の経緯について、犬飼本人からZOOMインタビューの形で話を聞いた――。
医者も“早いね!”と驚くほどの回復力
「多くの方に心配をおかけしたこと、そして急な休養に対応してくださった多くの方々には、ただただ申し訳ないです。今回の経緯についても、包み隠さず話して、みなさんに安心してもらいたいと思っています」
そう語り始めた犬飼は、休養に至った背景を振り返る。
「耳にできた帯状疱疹が、体の表面にも影響してしまったんです。原因は精神的なものではなく、季節の変わり目による免疫力の低下だろう、と診断されました。周囲の人に伝染るものでもなく、心も身体も元気でしたが、生放送のテレビ番組などに出ると、かえってみなさんに心配をおかけしてしまうと思い、休養を決意しました」
約1週間仕事から離れるのは、覚えていないほど久しぶりだった。
「休養を発表してから、たくさんの人から心配するメッセージをいただきました。1日に返しきれないほどLINEが届き、これほど大勢の方が支えてくれているんだと、改めて実感しましたね」
休みの間は、漫画など好きなものにどっぷりハマる生活を過ごしていたという犬飼。
「通常は完治するまでに時間がかなりかかることも多いと聞いていたので、それなりの休養期間を覚悟していたんですけど……。今は症状もだいぶ緩和されていて、お医者さんも“早いね!”と回復力に驚くほど。精神力とタフネスで、類まれなる復活を遂げました(笑)」
ニヤニヤ笑う犬飼は、普段どおりの元気な様子だ。
仕事復帰のタイミングについても、目途が立ったという。
「21日放送の『ぽかぽか』には出演の方向で調整が進んでいます。前回の放送で急遽にもかかわらず、スケジュールを調整してくれた(小池)徹平さんには感謝してもしきれません。好きなものにどっぷり浸る休養期間を経て、これまで以上に“クセの強い”発信ができるようになったと思っているので、パワーアップした姿をぜひ見ていただきたいです」
同日には、デビュー10周年を記念した2nd写真集『蕩れ』も発売される。
「22日と23日の写真集のお渡しイベントにも参加する予定です。メンタルの部分を心配してくださってた方が多かったのですが、思ったことは溜め込まず言っちゃう系の人なのでご心配なく。みなさんに元気な姿を見せたいし、この期間にみなさんからいただいた元気を、今度は僕から還元したいので。楽しみにしていてください!」
取材後、本人から届いたメールには「締めの言葉は“不死鳥は何度でも蘇る”って入れてもらえたら本望です」と書かれていた。