主演する土曜ナイトドラマ『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系土曜夜11時30分~)では、ミステリアスな料理上手のクール男子・月読を演じている。ストイックで食に興味を失ったパーソナルトレーナーのそよぎ(トリンドル玲奈)に月読が料理を振る舞い癒していく、グルメラブストーリー。
「原作のコミックは物語が違和感なく進むんですけど演じてみると突然、そよぎの家を訪れたりするのはストーカーと紙一重になってしまう。関係性のステップをちゃんと踏まないとミステリアスな月読が不審者になってしまうので(視聴者に)受け入れられる人物になるように演じています」
料理初心者のためクランクイン前からキャベツの千切りで包丁に慣れる練習をして役作りした。
「包丁は持っていたんですけど使っていなかったので切れない状態でした。途中からドラマで使用する同じ包丁で練習しています。千切りキャベツはたまる一方で(保存が)冷蔵庫だけでは間に合わなくて冷凍しています」
料理をしながらの芝居にも苦労している。
「料理の手順に気をとられて下を向きすぎて顔が映らないとか、料理をしている手元がうまくいかないとか難しいです。月読は料理が好きという思いが強いけど、僕が料理をしないのは、その部分が足らないからだと思います。撮影現場ではおいしい料理の作り方を教えてもらっていますが、100%楽しめることはなくて修業に近い感覚です」
そんな本音を微塵も感じさせない本編に注目!
萩原利久のリフレッシュ法
撮影に追われる日々をリフレッシュさせてくれるのが、プレミアリーグサッカー、プロバスケットNBAをそれぞれ観戦し、玉置浩二の曲を聴くこと。
「海外の試合は夜中の中継が多いけどリアルタイムで見ます。仕事があるときは寝たほうがいいのかもしれないけど(生中継で)見ないとストレスになります。最近は試合時間になると自然に目が覚めるようになりました。仕事の時は目覚まし時計が欠かせません(笑)」
NBAのスター選手、ステフィン・カリーの大ファン。「中学生のころから大好きで、彼みたいになりたいと思っています」目標はスター俳優⁉