(6)セックスが私の夢を壊すかもしれない(楓 モノローグ)

 新名の妻・楓はファッション誌の副編集長。編集長を目指し、多忙な日々を送っている。新名との夫婦の時間はまったく取れていないうえ、今は妊娠を望んでいない(3話より)

『あなたがしてくれなくても』3話より
『あなたがしてくれなくても』3話より

(7)「すがっていたんだ。身体を重ねれば、そこに愛があるって。でも、ないことに気づいてしまった」(新名)

 結婚記念日に「今日だけは頑張れない?」と迫るも、楓は逆上。傷ついた新名の心に共感したのは、みち。気持ちを寄せ始めたふたりは水族館へ(3話より)

『あなたがしてくれなくても』3話より
『あなたがしてくれなくても』3話より

(8)「やっぱ1回目のキスが分岐点だと思う。1回こっきりで終わるか、その後に続く道を選ぶか」(三島)

 以前、バイトの三島をバイクで送った際にキスをしていた陽一。後日、三島と行為に及んでしまう(3話より)

『あなたがしてくれなくても』4話より
『あなたがしてくれなくても』4話より

(9)どんなに新名さんに惹かれていても、私の中から陽ちゃんがいなくなったわけじゃないんだ(みち モノローグ)

 研修旅行でひとり部屋だったみちは、星を見るために新名を招き入れる。押し倒され「もう一度、こんなふうに愛されたかった」と感じながらも、涙が止まらない。行為は未遂に(4話より)

『あなたがしてくれなくても』5話より
『あなたがしてくれなくても』5話より

(10)私たちの関係はずっと続くわけない。砂時計みたいにキラキラして見えるのは一瞬だ。その一瞬に、私たちは逃げているだけだ(みち モノローグ)

 研修旅行のお土産として、新名から砂時計をもらったみち。新名とは“ただの同僚”に戻ると決意したが……(5話より)