港区が掲げる長期計画にも「ナイトタイムエコノミー(※夜間帯の経済活動)の推進」がある。

「私の育った大好きな港区の夜に友人とクラブで飲んで踊ることは、港区が政策で掲げている“ナイトライフの観光資源化”を推進していることに他なりません」

選挙期間中には殺害予告メールも

 2020年の都議会北区補欠選挙の際、アベノマスクをブラジャーにした選挙ポスターで「ホリエモン新党」から出馬、物議を醸した過去もある。

「当時、立候補前に、ツイッターで“アベノマスクブラ”を着用した写真を投稿し、バズったんです。港区で生きてきた私は、コロナ禍で本当に多くの飲食店が苦境に立たされているのを見ていました。そんな中、何百億円の予算が投じられたアベノマスク。なので、アレは風刺だったんです」

 女子学院中学・高校からカナダでの留学を経て、早稲田大学法学部を卒業後、リクルートでの会社員経験もある。

「私がもともと選挙に挑戦した目的は、若者の政治参加。今回の区議選での選挙期間中は、殺害予告メールで外に出られないこともありました。これまでさまざまな炎上も経験しましたが、反応してもらっているだけありがたい。今は“パパ活女子”とシームレスに捉えられ、港区女子が誤解される傾向もある。港区を愛する女子が安心安全に遊べる、世界に誇れる街づくりを目指していきたいです」

 そう言って鮮やかな青色のハーブティーを飲み干した。