実際オリラジは『笑っていいとも!』でタモリと共演しており、中田は昨年の大晦日に生配信した『愛と狂気の500万人突破LIVE』という動画でタモリについて、「タモリさんにもねーお世話になりましたよ。『笑っていいとも!』でねー。やさしいんだよ。本当やさしいんだよ」と述べていた。
そんな「会いたい」3人に5か月後炎上するほど噛み付いた中田。あえて噛み付くことで、振り向かせたいのではないか、絡みを獲得したいのではないか、と思えてくる。
以前から粗品の「才能とギャンブルと借金」を賞賛
粗品も同様だ。今回松本人志へのメッセージ動画にもかかわらずなぜか粗品を巻き込んだのは兆候があった。
中田は昨年3月『吉本が欲しかった天才芸人・霜降り明星粗品を語る!』という動画で、粗品の魅力を語っていた。
「テレビも忙しいのにYouTubeを頑張っていて、短いあるあるネタから長尺のしゃべりまでできる」と賞賛していたが、「なんせすごいなと思うのはすごい借金あるらしいじゃん。真逆よ俺と。俺なんてさ、安定的な投資の授業してんだよ」と粗品の“借金漬けギャンブラー”ぶりにやたら感嘆。
また、「吉本からしたら一番いい人材なんじゃない。ギャンブル絶対やめられなくて吉本にお金借りてる天才芸人は吉本は一番欲しいじゃん」と今回粗品の借金に言及した伏線ともいえる発言をしていた。
おそらく中田は才能を認める粗品をわざと巻き込むことで、彼の反応を見たかったのではないか。霜降りの二人は6月2日(3日1:00)の『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でこの件について改めてトーク。
要約すると、「中田さんは頭のいい人だし提言は提言として聞いていた。しかし、人を巻き込む、しかも後輩、しかも俺の相方はいけない。頭のいい人だから戦略的に粗品の名前を出してるはず。人巻き込むのはうんこちゃいます?って。呼び捨て含め言葉は失礼だった。自分でも眠れなかった」(せいや)
粗品は途中から「例え話で出してるだけだよせいや君」「僕は粗品君を買ってるんだよ」などと“擬似中田”としてせいやを問い詰めだし言葉に詰まったせいやが「ウンコヒューマン!(オリラジの『PERFECT HUMAN』のもじり)」と気張るポーズをして悪ふざけするシーンも。