キレイになりたい、若々しくいたいと外見を気にする男性がここ数年で増加し、メイクやネイルに脱毛など、男性の美容意識は女性並みに高くなっている。
百貨店やドラッグストアには男性専用のコーナーが設けられ、テレビCMでも男性向けのスキンケアや美容サロンなどの広告が流れるようになった。
社長界隈のぶっちゃけ整形事情
美容意識の向上は美容整形にまで影響している。男性専門美容クリニック『ゴリラクリニック』の受診者数を見てもわかるように、美容クリニックを訪れる男性の数は6年間でなんと34倍に。
「男は中身で勝負」なんて言葉は令和の男性には通用しないのだ。
男性のなかでも特に美容意識が高いのが「社長」。
「言わないだけでほとんどの経営者が整形手術をしてるんじゃないですかね。メイクをするのでもいいですけど、毎日時間かけるなんてもったいないじゃないですか。僕、時給高いので(笑)。100万円程度で解決するなら安いもんですよね」
と話すのは株式会社トリアイナを含む8つの会社を経営している三浦哲郎さん。
整形をする女性社長は以前から多かったが、男性の美容意識が向上したことで男性社長の整形率も上がったのだ。
経営者たちが美容整形を行うのは、ただカッコよくなりたいだけではなく、企業の顔としてさまざまなメディアに露出し、企業ブランディングに直結しているという事情もある。
「顔って看板みたいなものですから、キレイにしない手はないんです。スキンケアとかメイクくらいなら誰でもやってるから、人よりカッコよくなるためには整形手術がベストだと思いました」
と言うのは、株式会社T'sインベストメントや、ファンタジーキッズリゾート株式会社の代表取締役を務める竹之内教博さん。
経営する企業のホームページをはじめ、公式SNS、自社の動画や他企業とのコラボ動画など、顔出しする機会がなにかと多い彼らにとっては、整形は企業イメージを上げ、ビジネスをさらに成功させるための手段なのだ。
とはいえ、整形手術は高くてなかなか手が出ないのも事実。そんなハードルを軽々越えて整形手術を果たしたイケメン社長の「お直し前」「お直し後」のリアルを直撃!