皇室に目を向ければ秋篠宮家の周辺では物騒な事件が多く発生している。
「'19年4月、お茶の水女子大附属中学で悠仁さまの机に刃物2本が置かれた事件がありました。犯人が“刺すつもりだった”と供述し、庁内は震撼しました」(宮内庁関係者、以下同)
“寒心に堪えない”紀子さま
昨年4月には、秋篠宮邸のある赤坂御用地の土手をよじ登り、敷地内に侵入した20代男性を現行犯逮捕。その2か月後の6月には、秋篠宮邸に“脅迫状”が届いたこともあった。
「届いたレターパックを宮内庁職員が開封したところ、刃渡り17センチの包丁と手紙が入っていたそうです。手紙には、具体的な皇族のお名前を出しながら批判が書き連ねられていたとか」
秋篠宮家は、長女・眞子さんの結婚前後より、世間の逆風にさらされ続けている。
「差し迫る危険に、とりわけ敏感になっておられるのが、紀子さまです。皇位継承順位が1位の秋篠宮さまと2位の悠仁さまを擁する“次期天皇家”として、不測の事態が起きてはならないと、思い悩まれていると聞きます」(秋篠宮家関係者、以下同)
現在高校2年生の悠仁さまは“親離れ”の時期をお迎えになったといわれる。
「紀子さまは、ご自身の目の届かない場所での悠仁さまの警護が万全か、寒心に堪えないご様子です。秋篠宮ご夫妻の公務の場で“事件”が勃発したことを踏まえれば、一般の生徒にまじって高校生活を送る愛息が心配でならないのも無理はありません……」
母の不安は募るばかり。
山下晋司 皇室解説者。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。書籍やテレビ番組の監修、執筆、講演などを行っている