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ー 「稲垣吾郎 グリーンサムへの12か月」のスタジオで
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ー 朝ドラ『らんまん』に出してほしい

「園芸に目覚めたのは去年の春くらい。それまでも花を飾ったり花瓶にいけたりしていましたけど、生き物を育てる楽しさ、近くに命がある感じを欲してたんでしょうね。そういう気分で始めて、1年ぐらいでNHKさんから番組のお話をいただいて」

「稲垣吾郎 グリーンサムへの12か月」のスタジオで

 4月からEテレ『趣味の園芸』に月イチで出演中のゴロさん。シリーズ「稲垣吾郎 グリーンサムへの12か月」を収録しているハウススタジオを訪ねると、やさしい表情で取材班を迎えてくれた。

「今日も本当に楽しくて、テレビとは思えないですね。ふだん収録してるときって、多少疲れが出ちゃうんですけど、今日はぜんぜん(笑)。“あと2時間ぐらい押してもいいんじゃないかな”って思っています(笑)」

──本当ですか!?

もう心がおだやかになっちゃって。植物に囲まれていると本当に癒されるんです。身も心もリラックスしていますね! この番組だったら、いつまでも収録していたいですもん。『ななにー』とかは、やっぱり7時間の生放送でしたから、どうしても疲れが……

──本当に植物がお好きなんですね! 一時はご自宅に60鉢以上あったとか。

「いまも50鉢くらいあるんで、わけわかんなくなりますけど(笑)。

 ベランダにはシンボルツリーみたいな感じで、シマトネリコっていう常緑樹があって、それがお気に入り。パッと目を引くのはもっと色のある観葉植物とかお花だったりするんですが、その後ろを支える、背景となる大きな木です。鉢植えで育てていますよ」

──高さはどのくらいですか?

「3メートルぐらいあります」

──え、そんな大きなものがベランダで鉢植えに!?

「うちはちょっと半テラスみたいになってるんです。みなさんがイメージしてるベランダとはチョット違いますよ(ニヤリ)」

──吾郎さん流の植物の育て術があったら教えてください。例えば声をかけるとか、音楽を聞かせるとか……。

「まあね~。モーツァルトを聞かせてるとか言ったほうが、記事としては面白いですよね(笑)。まぁ、でもやっぱり常に“観察”することかな。毎朝、それこそ日課になっています。ひと通り回って、50鉢ぐらいぜんぶ見て」

──時間がないときは?

「いや、僕は早起きだから。いつも6時くらいに起きて、今日の収録だって朝9時からでしょ? ぜんぜん時間はありますよ。昔と比べたら、隠居生活みたいなものだからね(笑)」