が、その一方で、妻の不倫相手の鳥羽氏や広末本人ついての言及は、マスコミ以上に手厳しいと言えるのではないでしょうか。広末が結婚生活の中で、定期的にメンタルのバランスを崩すことがあり、「過度のプレッシャーや不条理なことに出会ってしまった時は、濃い化粧をして派手な化粧をして、眠ることができず、常に何かを書いていないと心が収まらず、誰かに連絡したり、と豹変してしまう」「自分も彼女のそういうLINEを見て、相手に確認して、彼女に分からないように相手のところに言って、決着をつけた」「示談した」と話しています。キャンドル氏は夫ですからプライドを傷つけられたことでしょうし、不貞行為をとがめる権利はあるはずですが、スター広末を守るため、まるでマネージャーのように率先して泥をかぶってきたのでしょう。
暴露をした夫と「やりなおしたい」と思う妻はかなり少数派
しかし、実の父が示談にしたことを会見で明らかにしてしまったら、お子さんたちは過去にも同じようなことがあったことを知ってしまう。それこそ、お子さんはもっと外を歩きづらくなるのではないでしょうか。キャンドル氏は、離婚する意志はないと話していましたが、一般論で言えば、妻の更なるイメージダウンにつながる暴露をした夫と「私が悪かった、やりなおしたい」と思う妻はかなり少数派だと思います。
だからといって、私はキャンドル氏を責めたいわけではないのです。巷間、「愛と憎しみはお友達」と言いますが、今のキャンドル氏は愛と憎しみの間で揺れ動いているのではないでしょうか。
広末をとても愛していたから、なさぬ仲のお子さんを受け入れ、広末の不倫が表沙汰にならないようにずっと尻拭いをしてきたし、それで家族の幸せが保てるならと耐えてもきた。奔放な妻と家族を支えられるのは、自分だけという自負もあったことでしょう。ですから、広末の不倫自体は、ある意味「いつものこと」だったのかもしれません。