「結婚しています」成河がブログで語ったこと

 当時、結婚のことはコアな舞台ファンの間で密かに話題に。また、2010年2月にはファンの質問に答えるかたちでブログに第二子が誕生したことも明かしている。その文章は現在も確認でき、《結婚はしています。昨年末に二児の父(レインボーパパだそうです)になりました》といった文が綴られている。レインボーパパとは、“2児(虹)の父”をかけたダジャレと思われよう。もし、現在も婚姻関係を持っているとしたら“W不倫”というかたちになってしまいかねないが──。

周囲と演劇の話で盛り上がることは多い成河さんですが、私生活についてもあまり多くを語らないタイプなんですよ。家庭のこともあまり多くは。今のところ離婚をしているという話は聞いていませんが……」(前出・舞台関係者)

 2018年に更新したブログには子どもについて触れていることが確認できる。

《ものをつくってる時に、出口の事を考えながらやっちゃいけない。何が出来るか、どうなるかなんて知ったこっちゃないし、過程においては、結果に対していかに無責任であれるかが何よりも大事。でもこれって、例えば小さい頃に良く注意された事や、今でもつい子供に言ってしまうこととまるで正反対の事なんだな》(2018年9月14日)

 もし既婚者でキャンドル氏と示談したというのが事実ならば、妻は広末との不倫を知らない可能性もあるのではないか。そして、キャンドル氏の接触は広末本人には伝えぬまま、次第にフェードアウトした彼の心境はどんなものだったか。果たしてW不倫疑惑の真相は──。所属事務所に質問状を送ったが、期限までに返答はなかった。

 広末の不倫騒動では、鳥羽シェフとしていた交換日記の“甘酸っぱい筆致”が話題になったが、成河のファンの女性も「ブログではけっこうエモーショナルでポエティックな文章を綴っているんですよね」と話す。誰に向けて書かれたのかわからない、そんな抽象的な表現を使うことがままあると。ファン女性が今振り返れば特に意味深だった……と回想する投稿があるそうだ。2019年9月にポストされた『タビビトのうた』とタイトルがつけられた記事。

《どこからどこまでが世界か知りたいから あなたが東に行くなら、私は西へ向かう

 私たちは一緒には行かない

 ただこの世界がこんな風だと 私がいつかどこかで思って あなたがいつかどこかで思う

 イマココで出来るのは ただ想像することだけ 一緒に出来るのは ただ想像することだけ

 この世界がこんな風だと 私がいつかどこかで思って あなたがいつかどこかで思う

 そしてもしまた会ったときは

 私は精一杯 あなたのヨロコビをヨロコブ あなたは精一杯 私のヨロコビをヨロコ ブ この瞬間の私たちの生を ただヨロコブ》

“あなた”って、誰のこと──?