7月15日から放送が始まる日本テレビ系ドラマ『最高の教師』は、主演の松岡茉優演じる担任の教師と、30人の生徒による学園サスペンス。生徒役のひとりには、この春に慶應大学法学部へと進学した芦田愛菜の名前が。
すでに撮影は始まっており、6月16日には“クラス集合写真”が公開された。この写真での芦田のポーズが、SNSで話題となっている。
「中央には担任の松岡さんが座り、30人の生徒役が松岡さんを囲むように並んでいます。生徒役の若手俳優たちはおのおのピースをしたり、みんな自由なポーズをとっていますが、芦田さんだけは隣に座る松岡さんのほうにやや身体を向けて、両手をかざして松岡さんに注目がいくようなしぐさをしています。ひとりだけ、そうした主演を引き立たせる気遣いを見せたことで“さすが愛菜ちゃん”“プロ意識の表れ”と絶賛されているんです」(スポーツ紙記者、以下同)
2011年に、6歳で主演したドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)でブレイクを果たし、その後もドラマや映画に出演しつつ、名門中学に合格するなど、芸能活動と学業を両立させてきた。
「テレビでのしっかりとした受け答えや周囲への気遣い、自らの将来についての考えを持っていることなど、大人びた一面が注目されてきました。あまりの意識の高さに、SNS上では“芦田プロ”という呼び名がつけられたり、“人生何周目?”なんて声もあるんです(笑)」
イメージのよさは、広告クライアントも認知している。ニホンモニターが公開した2022年の『タレントCM起用社数ランキング』では、17社のCMに出演の芦田が、名だたるタレントを抑え1位に輝いた。
芦田愛菜を総理大臣に!
「学業との両立のため、仕事をかなりセーブした状態で“CM女王”になったわけですから、ほかのタレントとはイメージのよさに歴然とした差があります。スキャンダルの心配もなかったことから、6歳からコンスタントに広告に起用されており、乳歯の生え替わりの時期には“入れ歯”をして撮影に臨んだそうです。CM撮影にも気合十分で、企業ウケがいいんです」(広告代理店関係者)
幼いころに活躍した子役が大人の役者としても大成できるのは、ごくひと握り。まさに、芦田は“消える”ことなく活躍し続けてきたひとりだ。
「2019年には、当時15歳で『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』に出席し、7万人の前で祝辞を述べました。中学生でその場に立つこと自体驚きですが、“陛下のお言葉を拝聴し、日本、そして世界の平和に対する陛下の御心に心を打たれました”と語るなど、とても15歳とは思えない言葉選びが絶賛されたのです」(前出・スポーツ紙記者)
法学部に進学したことで、最近では“芦田愛菜を総理大臣に”なんていう壮大な声も聞こえてくる。そんな“最強の生徒”が出演する新ドラマは、注目して間違いなし!