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ー 「バカにしてんのか?」逆ギレ

 

《危惧していたことが現実になっている…》

 6月24日、港区議会議員新藤加菜氏が熊本県で起きた強盗傷害事件にツイッターで言及。その主張が物議を醸している。

「事件が起きたのは、6月17日の午前7時過ぎ。熊本市中央区辛島町にある辛島公園の多目的トイレで、20代の女性が28歳の男性に襲われました」(全国紙社会部記者)

 犯罪行為に議員が声を上げるのは何も不自然なことではないように思われるが、いったいなぜ話題となっているのか。

「バカにしてんのか?」逆ギレ

熊本県の多目的トイレ前で起きた強盗傷害事件について、フォロワーに“逆ギレ”した新藤加菜議員(本人のツイッターより)
熊本県の多目的トイレ前で起きた強盗傷害事件について、フォロワーに“逆ギレ”した新藤加菜議員(本人のツイッターより)

「新藤議員《多様性の名の下に女性の基本的人権を奪っている左翼のせいです》と、性的多様性の悪用を危惧する文章を投稿しましたが、事件が起こったのは多目的トイレの中ではなく前。容疑者は女性がトイレから出てくるのを待って犯行に及んでいて、その内容も、現金を奪おうとしてけがをさせたというもの。

 つまり、LGBT問題とは関係がない事件なのですが、地元メディアが《『多目的トイレ』で20代の女性が襲われる》という見出しで伝えていたため、ツイッター上では新藤議員に対して“タイトルだけ見て、詳細な内容を確認していない”“的外れな意見”と批判の声が殺到しました」(同・社会部記者)

 どうやら、事件の問題点を履き違えてしまった様子。注意力不足を指摘する声が集まったが、それに対して新藤議員がとった対応がさらなる“炎上”を招いてしまい……。

「女性を狙った卑劣な犯行であることには間違いありませんが、多目的トイレの外で行われている以上、性自認によるトイレ利用が問題で起きたわけではない。リプライ欄でフォロワーがそれを説明しましたが、新藤議員は訂正するどころか《記事くらい読んでるわ、バカにしてんのか?》と返信。この“逆ギレ”には《読んでてそれなら読解力なさすぎて余計にヤバい》《理解できてたら多様性という言葉は使わない》《素直に反省すればいいのに》と厳しい声が多く寄せられています」(同・社会部記者)

 議員選挙に出馬した際は、“アベノマスク”でできたブラジャーを着用した選挙ポスターが物議を醸し、大きな注目を浴びた新藤議員。見事当選した影響力を持った今、言動にはより一層の注意が求められる。