ついに最後の“当事者”が表に出て自らの思いを語った。その驚くべき内容と、残された家族たちの“これから”──。
ここ最近、芸能ニュースの話題は広末涼子(42)と有名シェフ・鳥羽周作氏(45)のW不倫騒動一色である。
第一報の際は双方不倫を否定するも、ふたりの“愛の交換日記”が世に出る段になると一転、それぞれ謝罪文を出した。そして広末の夫、キャンドル・ジュン氏の会見、『週刊文春』誌上でキャンドル氏、広末が個々にインタビュー取材に応じて……そんな目まぐるしい展開が毎週繰り広げられていた。
渦中の鳥羽シェフは謝罪文をネットにアップしたまま雲隠れ。ネットからも「いつまで逃げているのか」「表に出てきて謝罪すべき」といった声が集まっていたが、ついに彼が重い口を開いたのだ。
「彼女には本気で向き合ってきたし、今も本気で向き合っている」
《W不倫89日「全て話します」 「広末さんに本気です」鳥羽シェフ直撃200分》(『週刊文春』7月6日号)
これまで多くの芸能人の不倫報道が出たが、この鳥羽シェフが語ったことはかなり特殊だ。ある意味“情熱的”ともいえる。
「広末さんのことを好きになり、不倫したことについては“全面的に申し訳なかった”としながらも、現在も彼女と両想いであると話していました。記者に今後結婚もあるかどうか聞かれると、“それが本当に二人にとってベストな形なのか考えていきたい。彼女には本気で向き合ってきたし、今も本気で向き合っている”と、妻と子どもがいるにも関わらず、これからも広末さんと生きていきたいという意志を表明したんです。不倫報道のあとのインタビューでこのパターン、あまり見ないですよね」(スポーツ紙記者)
シェフになる前は小学校の教員をしながらJリーガーを目指していた鳥羽氏。同じ小学校の教員だった妻と長い交際を経ての結婚、教員を辞めて料理人を目指す傍にいたのが彼女だった。糟糠の妻として鳥羽氏を支え、2人の子どもに恵まれたが、広末と出会ってしまったことでその幸せに綻びが生じてしまう。『文春』の記者に「なぜ広末を選んだか」と問われ、このように答えている。
《一言では言えない。過ごした年月の中で、妻と僕にしかわからないこともあるし、色んな環境の要因がある。それで妻じゃなく、広末さんを選んでしまったと。単純な事実ベースではそういう話。内助の妻を結果として傷つけてしまったのは間違いないので、非常に申し訳ない思いです》
今後、家族にとってのベストを探るかたちで心のケアも時間をかけるかたちで対応すると話している。
「鳥羽さんは『ミシュランガイド東京2020』から4年連続一つ星を獲得している『sio』をはじめ、全国で計8店舗を経営している。また、多くのメディアに出たり、新たな事業を始めたりとさまざまな仕事で大忙しで、あまり家族で一緒に過ごす時間もなかなかとれなかった。しかし、時間をみつけては息子さんとサッカーをしたりと良きパパとしての一面もあったんですけどね……7月7日、“あの映画”の公開日は、ご家族にとって最悪の1日でしょうね」(飲食業界関係者)