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ー ゴージャスな装いも…指摘される違和感

 あの中島みゆきが、なんとアニメ主題歌をーー。

 彼女の新曲『心音(しんおん)』が自身初となるアニメ作品の主題歌に決まったことが6月29日、発表された。

 数々のヒット作品を手掛けるアニメスタジオMAPPA初となるオリジナル劇場作品『アリスとテレスのまぼろし工場』(9月15日公開)の主題歌で、岡田麿里監督の熱烈オファーに応えたのだという。

 中島は、『ゲームもアニメもさっぱりわからない中島に、御注文をくださるとは、なんでなの?(中略)届いた台本をおそるおそる読み始め、最後まで読み終わらないうちに、どっぷり、岡田麿里様のしもべとなっておりました。岡田麿里様は、中島の絶大なる「推し」です!』とこの映画の世界観に魅了されたことも明かしている。

 ところで、波紋を呼んでいるのはそのニュースに合わせて公開された中島の新しいアー写(アーティストのオフィシャル写真)だ。

ゴージャスな装いも…指摘される違和感

 光沢のある黄色のドレスにストール、ごついネックレスといういでたちなのだが、

「神々しい」

「かわいいやん」

 と賞賛する声もあったが、

「修正が…もう少し自然体が好き」

中島みゆきの地声とイメージ違う」

 と違和感を指摘する声もあった。

 とはいえ、音楽界のレジェンド、中島みゆきにはアー写の印象などかすむほどの「神話」があり、それがあれば他に何もいらないという存在なのも確か。

 この3月に新アルバム『世界が違って見える日』をリリースし、今も音楽シーンの第一線で活躍するみゆき。

 しかしラストツアーだった2020年の『結果オーライ』はコロナ禍で途中で実質中止となってしまい、ライフワークとされる舞台『夜会』含めライブ開催はそれ以降ない。

 昨年「週刊女性」が中島本人を直撃したところ、「不安な世の中ですけど……お元気で。ぜひ、ライブでお会いしたいですね!」と力強い一言をかけてくれた。

『空と君のあいだに』『ファイト!』『地上の星』『宙船』(TOKIOへの提供曲)……いつだって時代の不安感を吹き飛ばしてきたみゆきの曲はやはり最高だ。