彼女は独身時代から、尾崎豊さんや川崎麻世と、2017年には「週刊文春」に医師との不倫を報じられました。なぜ複数回不倫をしても、彼女は復帰できるのか。それは彼女が「不倫をしても、略奪婚はしていない」からだと思うのです。不倫がバレれば女性芸能人のイメージは確実に下がるわけですから、不倫をしたら、妻とは別れてもらって結婚するのが芸能人としての正解なわけです。ですから、斉藤のように「何度も不倫はするけれど、略奪はしない」人というのは、「自分からイメージを落とすようなことをして、ソンばかりするお人好し、物好き」だとみなされます。大衆心理というのは勝手なもので、人気者の凋落を喜ぶ一方で、その人があまりにソンをしたり、バッシングがひどくなったりすると「そんなに責めなくても・・・」と一転して擁護する傾向があります。
女優・小泉今日子も俳優・豊原功補と不倫関係にあり、豊原は離婚しますが、小泉と結婚するには至っていない。つまり、小泉も「ソンな不倫」をしたわけです。そのため、「不倫はしたけれど、奪えなかった」「何年もオトコにふりまわされて、かわいそう」と同情票が集まる。だから、今はあまりバッシングされていないのだと思うのです。反対に「不倫をして人の家庭を壊し、妻の座に座る」、つまり「トクをする不倫」だとバッシングは長引くのではないでしょうか。