“ギラギラした目の女装男”の正体
問題の発端となった相模大野駅の“ギラギラした目の女装男”は実在するのだろうか。
「この辺りじゃ有名な女装おじさんのことじゃないかなと思います。ここ何年かその時間帯に女装おじさんがいて、害はないので名物みたいになっています」(相模大野駅利用者)
SNSでも当該の人物に関する書き込みがいくつかあった。
害がないからといって、明らかに男性だとわかる女装男性が女子トイレにいたら気持ち悪いと思う人もいるだろう。最初の投稿をした人物に話を聞こうとコンタクトをとったが、返信はなかったため、投稿者の真意はわからない。
小田急電鉄をはじめ、各鉄道会社は通報を受けたら多目的トイレ利用を促し、拒否した場合は警察に通報するという対応をとっている。
トランスジェンダーのトイレ利用に端を発したこの問題。性的マイノリティーへの理解を増進することを目的としたLGBT法案だが、“女装変態男”の問題だけがクローズアップされている。今のままでは誰も成立を喜ばない法案になってやしないだろうかーー。