座っているときの悪姿勢に要注意!
・肩と頭が前に出る
・背中全体が丸まる
・骨盤が後傾する
・膝が外側に開く
・脚の外側に体重がかかる
・脚が大きく前に出る
ある調査では日本人の座っている時間は平日でなんと7時間。坂詰さんによれば、椅子に座る時間が長いほど骨盤の後傾が加速して下腹が出て猫背になるという。
「家庭や職場、交通機関での座り方に気をつけるだけでもやせ見えにつながります」(坂詰さん)
悪い座り方は上のような姿勢。こんな座り方をしていると身体はどんどん老けていく。正しい座り方は、骨盤を座面に立てて、脚は手前に引いて膝は正面に向ける。背すじを伸ばして胸を高く引き上げる。
実際にやってみた!
3日目にして首のラインがスッキリ!(50歳・女性・会社員)
フルタイム勤務でPCの前で座りっぱなし。代謝の悪さは痛感していてストレッチなら気楽にやれそうと思って挑戦した。最初は3種類を3回繰り返すだけで身体が熱くなってビックリ。でもこった身体が伸びていく心地よさに続けていたら3日後には首から肩のハリがとれ、娘にも顔周りがスッキリしたと褒められた。これなら続けられそう!
坂詰真二●「スポーツ&サイエンス」代表。アスリートやモデルへの運動指導、トレーナー育成のほか、多数のメディアで運動指導を行う。著書に『女子のスクワット』など
取材・文/冨田ひろみ イラスト/やまだやすこ、関 祐子