日本で働く可能性は
「M氏は現在、日本にも事務所を構える米系法律事務所のニューヨーク支社に勤めています。弁護士としてのキャリアは40年、日本企業のクライアントは150社にも及ぶとか。圭さんもM氏のように日米を舞台に活躍したいと思っているのかもしれません」
M氏に圭さんとの交流について問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
「圭さんの上司にあたるパートナー弁護士は、日本企業の顧客を多く持つワシントンの法律事務所『ベーカー・ドネルソン』で働いた経験を持ちます。『ローウェンスタイン』でも日本企業のクライアントを増やすべく、圭さんをチームに受け入れたのでは、とみる向きもある。日本人である圭さんに対する期待は大きいのです」(現地の法曹関係者)
日本企業を相手にする場合、日本に出張するケースも考えられるというが、
「圭さんが日本で働くとなれば、再び国民から関心が寄せられることになります。眞子さんとの結婚騒動が蒸し返され、秋篠宮ご一家への批判も再び強まることになるでしょう」(宮内庁関係者、以下同)
次期天皇家である秋篠宮家には、今なお国民から冷ややかな視線が注がれ続けている。
「秋篠宮さまの妻、そして悠仁さまの母である紀子さまは“これ以上の批判を避けたい”とお考えのようです。圭さんの帰国が国民感情を刺激することは言うまでもなく、波風を立てたくない紀子さまとして受け入れがたい事態なのでは。こうした状況を配慮した圭さんが日本出張を見送るのが理想ですが、自己実現のためなら手段を厭わない彼のこと。日本で働く可能性は十分にあると思います」
紀子さまが義理の息子に再会する日も近い─。
樋口一磨 弁護士法人『樋口国際法律事務所』代表。日本とニューヨーク州の弁護士資格を持つ