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ー 現在はヒカルの会社で正社員に

《本日も頑張ります!自分のできる事を!》

 自身のTwitterで仕事への意気込みを語ったのは、4630万円誤送金事件で一躍、時の人となった田口翔(しょう)氏

騒動が起きたのは、2022年4月。山口県阿武町(あぶちょう)ではコロナ対策で生活困に窮者する1世帯に対して10万円を配布する支援を行っていました。ところが誤って、とある1世帯だけに4630万円を振り込んでしまったのです」(社会部記者、以下同)

現在はヒカルの会社で正社員に

 役所の思わぬミスにより大金を手にしたのが、同県の別の町から阿武町に移住して、一軒家でひとり暮らしをしていた当時24歳の田口氏だった。

田口氏は誤って振り込まれた金を返金せずに逃亡。その後“金はネットカジノで使い切って返せない”と主張。最終的に4630万円もの誤送金を別の口座に振り替えた『電子計算機使用詐欺』の罪で逮捕、起訴されました

 世間から大バッシングを受ける中、田口氏に救いの手を差し伸べたのはユーチューバーのヒカルだった。

ヒカルさんが保釈金を立て替えて、2022年8月1日に田口は保釈されました。さらに、ヒカルさんは田口を自分の会社で正社員として働かせることに。今でもその会社で働いており、Twitterで日々の業務を投稿しています。騒動については反省しているのか、謙虚な発言が目立ちますね」(スポーツ紙記者)

 ヒカルとともに新しい人生を歩み始めた田口氏。だが、騒動前から住んでいた阿武町の一軒家に戻ることはなく……。

彼が勾留されているときも、ずっと田口翔本人名義で家賃が振り込まれており、家賃が滞納されることはありませんでした。保釈されてすぐ、本人から謝罪の電話があって“家は年内まで貸してほしい”ということでした

 と、週刊女性PRIMEの取材に明かしていたのは、田口氏が住んでいた自宅の大家さん。その後、どうなったのか再び聞いてみると、

2023年の初めに田口くんが自宅の片付けをしに来ました。1月末に、田口くんと保証人と私の3人が立ち会って、家の引き渡しを行いました。田口くんは“申し訳ありませんでした、ここに来たときは、こういう予定ではなかったんです。僕なりにロマンを持ってここに来たんです”ということを話していました

 落ち込んでいたようにも見えたという田口氏。彼が出て行った後の家はというと、

事件が起きた影響で、しばらく借りてくれる人もいないだろうから、私が自分で使うことにしました。電気も使えるようにしてね。でも、入居したいという人がいれば、いつでも大歓迎ですよ。田口くんには1日も早く立ち直ってもらいたいですね

 思わぬ形で“事故物件あつかい”になっていたようだ。