事務所が広末の示談金を支払った過去

 広末は今回の一件により、CM契約を結んでいた全4社の公式サイトなどから写真や動画が削除。MCを務めることが恒例だった音楽特番『テレ東音楽祭』への出演もなくなり、撮影予定だった主演映画も、降板となった。

「W不倫問題の渦中にあった広末さんは仕事をするには難しい状況であったことは間違いないですが、不倫自体は犯罪でもなく、カムバックは時間が解決してくれるのが芸能界です。広末さんは不倫の第一報を伝えた『週刊文春』に対し、自身の発言で事務所に対し、“裏切られた”、“勝手なコメントを出された”などと不信感をあらわにしています」

 '14年に広末は佐藤健との不倫が報じられている。当時について、『週刊文春』6月29日号の“広末涼子激白”記事によると、《キャンドル氏、フラームの井上社長、佐藤、アミューズ関係者の四者で密かに話し合いが持たれました。》《「事実を公にしない」という約束で井上氏主導のもと、キャンドル氏と佐藤が示談。キャンドル氏側には示談金も支払われた》という。

「佐藤さんとの一件で事務所が裏でそのようなことをし、自身の夫に対しお金が発生していたことを広末は知らなかったようです。そのようなこともあり、広末さんの“事務所不信”は強い。一方で、所属事務所としては、広末さんは看板女優であり、現在は謹慎中ですが一定の期間を空ければ活動を再開できる。また、キャンドル氏側の“落ち度”も多数報じられていますし、広末さんのイメージはそこまで悪くないので、またCMも入ってきて、“稼げる”でしょう。発端は広末さんの行動にあったにせよ、そして広末さんからの信頼を失っていても、所属事務所としては抱え続けたい大看板です。キャンドル氏側への解決金・慰謝料は、広末さん本人だけでなく、所属事務所が一部負担しているでしょう」

 離婚発表の文面の最後は広末は以下のように綴っている。

《最後に、生きることへの前向きでお優しいお言葉をくださり、応援してくださった方々に、心より感謝し、お礼の気持ちを伝えさせてください。
本当にありがとうございました。》

 所属事務所も含め、彼女を支える応援者は多数いる。