ところが、アンケートも含めたツイート内容がデマであることが発覚して投稿者が謝罪。それでも2022年6月、倒れた女性に対してAED使用を試みようとした男性に、その女性が「危うくAEDをやられそうになった」との投稿が再び物議に。善意から女性を助けようとしたところ、逆にセクハラや痴漢の疑いをかけられるリスクが訴えられた。
女性スタッフを待機させるべきだった
「あのゴールシーンにおいて、井上さんを介抱したことで“セクハラ”と騒ぎ立てる人はいないでしょう。それでも“助けなきゃ”という気持ちよりも、リスクの方が頭をよぎって勇気を持って踏み出せなかった出演者もいたのかもしれません。
とはいえ本当に命に関わりかねない場面。スタッフではなく出演者が動かなければならなかった、気を遣わせたこと自体がすでにアウトでしょう。危険が伴う企画を実施するのであれば医療班は言わずもがな、介抱担当する女性スタッフを待機させることも念頭に入れておくべきでした」(前出・放送作家)
心配された井上だったが、マラソン終了後に自身のインスタグラムを更新。スタッフに両腕を抱えられて現場を後にする満身創痍な姿を投稿し、
《27時間テレビ、100キロマラソン完走しました!長かったーー16時時間半!一生の糧になります。素敵な経験をありがとうございました!!》
ポジティブに綴った彼女のもとには「感動しました」との温かなコメントが寄せられている。