「調査のコメントを見ていくとSNS(TwitterやTikTok、Instagram、YouTube)で話題となったものがトレンドに上がっている印象です」
ネクストトレンドはこれ!
'95年以降に生まれた若者世代“Z世代”が考える '23年下半期のトレンド予想について語ってくれた、ご本人もまさに同世代というZ総研の柴崎汐理さん。
Z世代12万人が選ぶネクストトレンド予想には《ぷくぷくサンダル》《プヂン》《友達がやってるカフェ/バー》《21時にアイス》《蛇化現象》《薬屋のひとりごと》《坂東龍汰》《ZEROBASEONE》《真夏のシンデレラ》の10アイテムがあがった。
「ファッションの『ぷくぷくサンダル』やカフェ『友達がやってるカフェ/バー』、夜アイス専門店『21時にアイス』など、お出かけ関連のモノやコトが増えてきている印象を持っています。下半期以降はさらに増えていくのではと予測しております」
と、柴崎さん。親や親世代に近い私たちからすると、なぜZ世代が「いい!」と思うのかが気になるところ。
「上半期のトレンドランキングに入った『流行ったコト・モノ』部門の1位『ちいかわ』、3位の『おぱんちゅうさぎ』というキャラクターについて考えると、“応援したくなる”という要素が重要であるのではと考えます。
『ちいかわ』に関しては、単純にかわいらしいキャラクターであるだけでなく、シビアな世界でもひたむきにけなげに頑張っている。
また『おぱんちゅうさぎ』のコンセプトも、なかなか恵まれない状況にありながらも、ひたむきにけなげに生きていくというもの。
Z世代のトレンドには“応援したくなる”という要素が存在しており、その思いが人気を支えていると分析しています」
実は、深い意味のあるZ世代のトレンド。彼らが作り出す流行から、Z世代に近づける気がする。
“ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)”
おぱんちゅうさぎ