宮内庁OBが振り返る佳子さまの印象
一方で、ある宮内庁OBは「佳子さまの“ひとり暮らし”を印象づけた」と振り返り、こう続ける。
「厳密に言えば、現在の佳子さまは“紀子さまの同居人”にはあたりません。昨秋に改修を終えた秋篠宮邸に佳子さまのお部屋はなく、ご両親や悠仁さまとは別々に生活されていますからね」
佳子さまは、仮住まい先だった『旧御仮寓所』にひとりで住み続けられている─。宮内庁が衝撃の事実を公表したのは、改修が終わってから半年以上がたった6月30日のこと。
「新居に佳子さまの部屋が設けられなかった理由について、宮内庁は経費削減を挙げつつも“具体的な金額は示せない”と説明しました」(前出・皇室担当記者、以下同)
7月18日には、『テレビ東京』が“旧御仮寓所に追加工事が施される”と報じ、国民はさらに不信感を募らせた。
「旧御仮寓所の1階と2階の事務スペースの間取りを変更するため、工事が行われるといいます。7月から9月にかけての随意契約で、金額はまだ明らかになっていません」
ひとり暮らし公表から1か月がたっても騒動が収まらないのは、多くの国民に疑念が生じているからだろう。
「改修が始まったのは'20年3月。宮内庁の説明によれば、当初は長女の眞子さんも含め、家族5人それぞれの部屋が設けられる予定でしたが、節約のために眞子さんと佳子さまの私室はつくらないように方針変更されたそうです。
当時、すでに小室圭さんと婚約が内定していた眞子さんについては納得できますが、佳子さまの部屋がつくられなかったのは、どうも不可解で……」(前出・宮内庁OB、以下同)