お騒がせ市長のメダルかじり騒動
「河村氏は“お騒がせ市長”で知られています。'21年の東京五輪で金メダルを獲得したソフトボールの後藤希友投手が表敬訪問した際、河村市長が首にかけてもらったメダルを突然かじったんです。
後に市長は“最大の愛情表現だった”と釈明しましたが、市役所には1万5千件近くの抗議や苦情が殺到。柔道60キロ級で金メダルを獲得した高藤直寿選手は“俺だったら泣く”と自身のSNSでコメントするなどアスリートからも非難轟々で、大炎上してしまったんです」
‘22年には、名古屋市内で開かれたイベントで女性アイドルと写真撮影した際、図らずも卑猥な意味合いのハンドサインをしてしまったことも。さらに、今年6月には『名古屋城天守閣』にエレベーターを設置するなどのバリアフリー対策を巡る市民討論会に参加した際、とある参加者が身体的な差別表現を口にして問題となったが、河村市長は発言者を制止しなかったため、大きく非難された。
このように“アクの強い”河村市長だが、選挙に強いのもまた事実だ。
「河村氏は名古屋市長選挙に5回も当選。自身が代表を務める政党『減税日本』は、今年4月の統一地方選で擁立した17人中14人が当選、最大会派の自民党の21議席に次ぐ勢力になりました」