【来日してくれたお2人の想い、そして私自身、このBarbieという作品自体の素晴らしさはぜひ知っていただきたいな、という気持ちを消せませんでした。なので、複雑な感情はありますが、今日一日、真摯につとめさせていただきたいと思います。】
『バービー』製作に関わった、また原爆コラ騒動で傷ついた、また批判の声を上げる全ての人に向けて発信した高畑。そんな言及に、
事務所指示ではなく高畑の独断か
《スルーすることもできただろうに、きちんと向き合って真摯に考えを伝えてくれて、ものすごく素敵な人だな…高畑充希とても好き》
《正直、高畑充希この件スルーするだろうな…というか、そうするしかないだろうなと思ってた。彼女の立場でこのコメントを出すの、素直にすごい》
《シンプルに尊敬できる人だなあ。こういう制作側の不祥事って声優陣に目がむくことほとんどない。だからスルーしてやり過ごすのが無難なのにしっかり言葉に出してるの尊敬する》
自分とは直接的に関係のない騒動で、しかも劇中で顔が出ない吹き替え出演にもかかわらず、問題に対してスルーすることなく真摯に向き合った高畑。
「普段から思ったことをストレートに言うタイプですから」と苦笑いするのは、大手芸能プロダクションのチーフマネージャー。
「本来ならば、このようなセンシティブな問題は炎上に巻き込まれるリスクが高いため、タレントには言及させずにスルーするのがセオリー。彼女のコメントは異例といえます。
そしてストーリーズ機能(24時間で自動削除される)を使ったことから、おそらくは事務所主導ではなく、彼女の意思によるアクションなのかなと。作品に責任と誇りを持っているからこその発言とはいえ、事務所および関係者はヒヤヒヤしたことでしょう」
このコメントで溜飲を下げたのか、騒動への批判的な声も鎮静しつつある。高畑の勇気ある対応に、アメリカの『バービー』も感謝していることだろう。