原作の世界観を重視したことが功を奏し大ヒット。
親同士の口コミやSNSでじわじわと話題に
「1巻が発売され、続巻を出し続けていたら、読者から爆発的な反応が出るようになりました。弊社へ続巻のお問い合わせ電話が相次ぐようになり、今もお問い合わせのメールや電話を受けています。
韓国大手書店でベストセラー総合10位圏にも入り、子ども分野の1位を獲得したこともあります」
日本でも親同士の口コミやSNS、塾の先生のおすすめなどでじわじわと話題に。お受験YouTuberとして有名な受験指導専門家にも紹介された。
「勉強や堅い読み物が苦手な子でも『この本は楽しい!』という感想が続々と寄せられています。『文字を読むという習慣がなかった息子も、これは少しずつでも読み進めていて時折、爆笑。その姿に感動した』『どんなものかと自分も読んでみたら、ゲラゲラ笑っていた。身近な疑問もクリアになっていた』と、親御さんにも歓迎されています」(前出・マガジンハウス編集担当)
日本で人気に火がついたのは今年に入ってからだという。4巻目が7月25日に発売され、日韓累計140万部を超えるヒット作品に。ウェブトゥーン原作の作品は今後も増えるのかも。
夏休みも後半、ドラマや映画だけでなく、韓国発の学習マンガも楽しみになる!?
取材・文/諸橋久美子