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ー '24年末にクランクイン予定、公開と同時に全国5大ドームツアーも

 

「Let's 8LOOM again someday」

 最終話で気になるメッセージとともに終了したのは、'22年10月期にTBS系で放送されたドラマ『君の花になる』。通称『きみ花』と呼ばれる本作。実は'25年末に映画公開が決まったという。

「駆け出しのボーイズグループが共同生活を送る寮で、寮母となった主人公を演じたのが本田翼さん。彼らと奮闘しながら“トップアーティスト”を目指すというストーリーです。第1話から本田さんが“床ドン”されるなど、少女漫画のようなベタな演出に賛否の声があって、平均視聴率は5・3%でした」(テレビ誌ライター)

“結果の数字”が微妙だったドラマなのに映画化するってどういうこと?

ドラマと連動しつつ、実際にデビューして期間限定の活動をしていた『8LOOM』の人気が根強いんです。ドラマに合わせて楽曲をリリースし、ライブも行いました。グッズや写真集、ライブDVDなども発売。ドラマ内のグループという設定ですが、実際にもそうとうな人気と売り上げを見せています」(音楽ライター)

'24年末にクランクイン予定、公開と同時に全国5大ドームツアーも

『8LOOM』のメンバーはオーディションで抜擢された当時18歳~23歳の7人。『仮面ライダー』出身の高橋文哉、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の綱啓永、『EBiDAN』出身の宮世琉弥といった若手俳優を中心に、韓国の大手芸能事務所で練習生をしていたNOA、兄とともにTikTokで知名度を上げた森愁斗など、個性の強いメンバーが集まった。さらにホリプロ主催のオーディションで勝ち残ってボーイズグループで活躍する八村倫太郎、数々のダンス大会で優勝している山下幸輝のダンススキルは折り紙付きだ。

右下から時計回りに宮世琉弥、高橋文哉、森愁斗、山下幸輝、八村倫太郎、綱啓永、NOA(『君の花になる』公式インスタグラムより)
右下から時計回りに宮世琉弥、高橋文哉、森愁斗、山下幸輝、八村倫太郎、綱啓永、NOA(『君の花になる』公式インスタグラムより)

「最終回の後には“ファンミーティング”と題したイベントでファンと交流。昨年末にTBS系で放送された『CDTV』年越しライブ出演を最後に、惜しまれつつも活動を終了しました。メンバーたちは『きみ花』出演を機に着実にファンを増やしました」(スポーツ紙記者)

 綱は今年4月に、八村は7月にファースト写真集を発売。森も4月に兄との書籍を発売し、山下も8月10日に自身初の写真集を発売予定。

 個人でのドラマ出演も上々。綱は現在、フジテレビ系で放送中のドラマ『ばらかもん』に、山下も日本テレビ系で放送中の『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』に出演中。高橋は、10月スタートのTBS系で放送される金曜ドラマ『フェルマーの料理』で、志尊淳とのW主演が決定。同じく宮世も10月期のフジテレビ系ドラマ『パリピ孔明』に出演を予定している。

「映画では『きみ花』を経て、それぞれの分野で活躍しているメンバーの再集結が見どころ。映画は'24年末にクランクイン予定で、映画公開と同時に『8LOOM』の全国5大ドームツアーも行うようです」(芸能プロ関係者)

 ドラマでは、トップアーティストに上りつめた『8LOOM』だったが、最終回ではメンバーおのおのの“挑戦したいこと”に専念するため、活動を休止。そしてシーンが切り替わって3年後。メンバーが再集結して新曲を披露して、エンディングを迎えた。

「映画の公開時期は、それに合わせた最終回から“3年後”。ドラマでは触れられなかった空白の期間や、再集結後の活動について描かれるのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

『君の花になる』映画化と『8LOOM』の5大ドームツアーについて詳細を聞くため、TBSに問い合わせてみたが、記事の締め切りまでに回答は得られなかった。

 新進気鋭の彼らが3年後、どんな花を咲かせるのか、楽しみだ。