風物詩となっている夏の甲子園こと『全国高校野球選手権大会』は、今年も熱戦が繰り広げられている。
「大谷翔平選手の母校である花巻東が10年ぶりにベスト8に進出。同じくベスト8入りした慶応には、清原和博さんの次男がベンチ入りで出場。清原さんと元妻の亜希さんが観戦に来ていたことも話題になりました」(スポーツ紙記者、以下同)
8月23日には決勝戦が控えているが、今年は球児たちのこんなスタイルも話題に。
「ベスト8のうち、花巻東と慶応と土浦日大が“非丸刈り”なんです。高校球児の定番だった“丸刈り頭”ですが、令和になり、その風習も変わりつつあるようですね」
今大会は、コロナウイルスの感染対策が制限緩和されてから初の夏の甲子園。
「入場行進は、4年ぶりに49の代表校の選手全員で行われました。感染リスクがあるとして禁止されていた“声だし応援”も今年の春のセンバツから解禁に。アルプス席でのブラスバンドの応援も、以前は50人までと制限されましたが、それもなくなりました」
甲子園球場に本格的な活気が戻ってきたということで、ブラバンや応援団にも注目が集まっている。
「8月16日の3回戦に出場した千葉の専大松戸は、応援団が試合に間に合わないという異例の事態に。台風の影響で東海道新幹線が運転見合わせとなり、途中駅で足止めにされたんです。先に現地入りしていた控えメンバーと選手の保護者などが必死に盛り上げていました」
慶応の応援、勢いありすぎ
応援に勢いがありすぎて、注目されたのが慶応。SNS上では、
《甲子園見てるんだけど、慶応のブラバン圧えぐい》
《慶応のブラバン部、何人いるの?すごい音だねえ!》
など、テレビ越しでもその迫力が伝わっていた。
「系列校などの卒業生も応援に駆け付け、アルプススタンドだけでなく、外野席も慶応一色となりました。卒業生たちの中には、六大学野球などで応援歌を熱唱したことがある人も多く、一体感が生まれたのだと思います」(観戦した卒業生)
注目されたのはブラバンだけでなく、チアリーダーも話題に。でも、慶応は男子校なのにチアってどういうこと!?
「慶応は今大会で唯一の男子校で、系列の慶応女子高校がチアとして応援に参加したんです。系列校が応援に来ること自体も珍しいので、注目を集めました」(前出、スポーツ紙記者)
テレビでフレッシュなチアたちが映る度にSNSでは、
《めっちゃいい試合だし慶応のチアかわいい》 《慶応のチアにアイドル級の子いたな》 《さすが慶応の連係プレー!》
と、反響の声が挙がった。
球児たちだけでなく、応援団にも注目して楽しみたい。