秋篠宮邸の事情
佳子さまが住まわれるように方針変更された理由について、宮内庁は“秋篠宮邸の改修規模を縮減し、経費を節減するため”と説明したが、
「具体的な経費削減額は“示すことができない”の一点張り。そもそも、佳子さまの別居が一部で取り沙汰されたのは今年の春先で“宮内庁の対応は後手後手だ”と非難されることに……」
一連の対応に対し、宮内庁の西村泰彦長官は、7月の定例会見で「問題になった際になるべく早く発表すればよかった」と振り返った。さらに、
「秋篠宮家の最側近である加地隆治皇嗣職大夫の説明についても“反省すべき”と苦言を呈しました」
長官との“コミュニケーション不和”が露呈してしまった加地大夫だが、一部では宮内庁から勇退する可能性が指摘されている。
「宮内庁の長官や侍従職、皇嗣職大夫などの中枢ポストは定年制ではありませんが、70歳を目安に退任するケースが多い。現在70歳の加地大夫も、近々退任する可能性が高いといわれています」(前出・皇室担当記者、以下同)
'16年10月に秋篠宮家を支える側近に就任した加地大夫は、眞子さんの結婚や悠仁さまのご進学を見守ってきた。
「秋篠宮ご一家に対して吹き荒れる逆風の盾になってきた存在ともいえます。定例会見で記者から質問があっても、加地大夫は“承知していません”と、煙に巻くことが多かった。口が堅く、ご一家の些細な近況すらも明かさない大夫は、ある程度の近況を伝えてくれる、ほかの宮内庁幹部とは一線を画していました」