また、日本のアーティストとしては、「新しい学校のリーダーズ」の評価も高いという。
「彼女たちはパフォーマンスが本当に素晴らしい。こちらも日本より海外で人気が出ているパターンだと思います」(同)
プロデューサーとしても高い評価
また、アメリカで注目されている映画監督・映像クリエイター、ヒロ・ムライ(40)の名前も挙がった。
「監督を務めたアメリカの人気ドラマ『アトランタ』がゴールデン・グローブ賞を受賞し、一躍有名になりました。プロデューサーとしても高い評価を得ています」(同)
アメリカに生まれ、日本で長く教育の現場で働くアン・クレシーニさん(49)。彼女は、アメリカで支持される日本人は「自分の弱さをさらけ出せる人」だという。その中の一人が、「こんまり」こと近藤麻理恵(38)。
「片づけ」を全米に広めた彼女だが、最近子育てに忙しくて片づけることを諦めているとインタビューに答え話題を呼んだ。
「“KONMARI”はもはや英語の動詞としても使われる言葉です。彼女は物に感謝するなどの日本の価値観を伝えてきましたが、最近は子育てで『片づけは無理なときがある』と弱さをさらけ出してくれたところが最高にCOOOOL!です」(アンさん)
また、アンさんが他に挙げたのが、元TBSアナウンサーの国山ハセン(32)や、経済評論家の勝間和代(54)、脳科学者の中野信子(48)。
「国山さんはイラクにルーツを持つ人で、多様性の取材にも積極的に取り組んできました。取材をしながら自分のことをさらけ出せるところや、TBSを自主退職し、わが道を歩むところがとても素敵です。
勝間さんと中野さんは非常に頭がよいだけではなく、誰にでもわかるように伝える力があるのが素晴らしい。特に勝間さんの道を迷わずに歩く姿はバリカッコいいです」(同)
また、英語が流暢でなくても、タレントの渡辺直美や元大リーガーの川崎宗則のように、積極的にコミュニケーションをとって自分の意見を伝えようとする人もアメリカでは人気が出やすいのだとか。