進学先は4割の確率で筑波大学
家族や学友に囲まれて、2日間の文化祭を大満喫された悠仁さま。来年には3年生になられ、徐々に進学先の選択時期が迫っている。
「4割ほどの確率で筑波大学だと推測します」
悠仁さまの進路について、さまざまな臆測が飛び交う中、そう推測するのは皇室解説者の山下晋司さん。
「悠仁親王殿下の進学先として名前が挙がっているのが東京大学、東京農業大学、東京農工大学、そして最近注目されている筑波大学です。その中で可能性の高さを順にいえば、筑波大、東農大、東大、農工大ですかね。確率は難しいですが筑波大が4割ほどでしょうか。
悠仁親王殿下の進学先として大切なことは大学のブランドではなく“静かな環境で研究ができる”ことだと思います。筑波大学は都心に比べると自然が多い上、世界レベルの高度な研究を行っています。特に生物学類は実習や実験で、さまざまな生物にじかに触れることのできる環境が整っています。生物学や農学に関心がおありの悠仁親王殿下にとって最も適しているといえます」
筑波大学進学の最大のメリットについて、山下さんは“寮生活”にあると話す。
「筑波大学の新入生は、半数近くが学生寮に入居するようです。悠仁親王殿下も筑波大学に進学された場合は、寮で生活されればいいですね。ご自分で掃除や洗濯をしたり、また、共に暮らす同世代の人たちの生活ぶりに触れることは、一般の人たちのことを知る上で非常にいい機会になるでしょう。国民に寄り添い、共に歩む天皇、皇族にとって、一般の人の感覚を知ることは大切なことです」
将来即位される悠仁さまにはなおさら、寮暮らしは必要なことだという。
「現在の天皇陛下はイギリスのオックスフォード大学へ留学した際、寮で生活をされていました。そこではクレジットカードを使ったり、ご自分で洗濯をなさったりと、一般の人と同じような生活を送られました。陛下は帰国に際して“2年間の生活を通じて、自分で考え、自分で判断することが身についた”とご自身の留学を振り返っておられます。いずれ天皇陛下になられる悠仁さまにも、寮生活はよい影響をもたらすのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)