9月15日に公開された映画『ミステリと言う勿れ』。2022年1月クールに放送されたドラマ版の続編で、菅田将暉が引き続き主演を務めている。
「ドラマは当時の『TVer』において、1クール内で歴代最高の再生回数を記録するほど人気があり、続編を望む声も多くありました。映画が公開されてからは予想以上のスタートダッシュで、公開初日から4日間で動員85万人、興収11億円を記録。これからまだまだ数字は伸びると思われます」(ドラマ誌ライター)
ドラマに映画に引っ張りだこで、出演すればヒットへと導く30歳の実力派俳優。プライベートでは、2021年11月に結婚を発表した小松菜奈との生活も順調な様子。
「3月にパリで行われた『シャネル』のファッションショーに夫婦そろって出席し、小松さんが菅田さんを“夫”と紹介して回っていました」(スポーツ紙記者、以下同)
そんなふたりが突如“匂わせ”をしたのは9月7日のこと。菅田と小松はお互いにSNSを更新し、『#FF0921』という文字とともに赤いQRコードの画像を投稿。詳しい説明はなく、お互いが同じタイミングに投稿したことで“夫婦で何かするのでは?”という期待感がファンの間で高まった。
「QRコードを読み込むと専用のウェブサイトが表示される仕組みで、そこでは9月21日発売の『#FF0921』という題名の書籍が予約購入できるようになっていました。税込み8800円と書籍としてはかなり高額ながら、その中身はまったく紹介されていなかったため、購入を迷っていたファンも多かったみたいですよ」
発売日に完売、フリマサイトで倍以上の値段に
9月21日の発売日を迎えると、今度は菅田と小松がSNSでツーショット写真を公開。書籍の中身がふたりによる写真集だと明らかになったことで、購入希望者が殺到した。
「ウェブサイトでは発売日のお昼過ぎに完売し、取り扱いのあった全国26店舗の書店でも完売が相次ぎました。もともとの印刷部数が少ないでしょうし、製本に相当こだわっているようで、重版するハードルも高いと思われます。すでにプレミア化が始まっていて、フリマサイトでは2万円近い値段で取引が行われている状況です」(ファッション誌編集者)
書籍の冒頭には《仕事でもプライベートでもない場所を作るしかない》と書かれているように、菅田と小松が夫婦合作で進めた企画だという。
「所属事務所からしてみれば、ふたりには役者やモデルとして稼いでほしいのが本音。値段設定は高いですが、コストも相当かかっているようで、利益はほとんど出ないでしょうね。事務所内では反対の声もあったみたいですが、売れっ子でこれまでの功労者であるふたりのやりたいことを見守る、というスタンスに落ち着いたと聞いています」(芸能プロ関係者)
ミステリすぎた書籍の続編にも期待!?