才賀の母親は「子どもは堕ろしなさい」
絵莉さんが受けたのは、言葉の暴力だけではない。才賀から3度にわたって身体的な暴力も受けたという。
「1度目は、'22年3月31日。才賀たちとピクニックに行くことになったのですが、自宅マンションのロビーで些細な言い合いをしていると、ビンタをされました。私は、その場で警察を呼ぼうとしたのですが、才賀は“警察を呼んだらA子も連れていかれるやんけ”と言うんです」
暴力を受けた絵莉さんが、あたかも悪いかのような口ぶりだ。さらに、
「私は初めてビンタをされたショックで怒りが収まらず、才賀にその場で土下座を要求したんです。才賀は事態を収拾しようと土下座をして謝罪しつつも、その後はいつものごとく母親に電話して“今、絵莉のことビンタしてしまってんけどな。土下座させられてん”と、まさかの被害者ヅラ。これに加えて“警察呼ぶとか言い出してな。まず警察呼ぶって思考になることがありえへん”とグチを言い出す始末でした」
こうした事実に、才賀の母は、何を思っていたのか。
「格闘家である自分の息子が、妊婦に暴力を振るったことへの謝罪はいっさいなし。それどころか“お腹の子どもは堕ろしなさい”と言ってきたんです」
才賀の母は、子を身ごもった女性への暴力を咎める様子はなく“土下座をさせられてかわいそう”などと同調していたという。
「一番ヒドかった」と話す2度目の暴力は、'22年4月15日。
「この日も些細な言い争いから才賀がキレて、妊娠している私のお腹を蹴り、家の廊下から部屋まで私を引きずり回したんです」
暴力行為の後、才賀が母親へ電話をして、絵莉さんを家から追い出そうと協力を求める音声を『週刊女性』は確認している。
3度目の暴力は、'22年11月。10月に出産した生後1か月の息子を抱っこしているにもかかわらず、自宅で背中を強く押され、転ばされたという。こうした暴言や暴力に耐えかねて、今年4月に別居。7月には事実婚の解消を絵莉さんがSNSで発表した。