金と時間をかけすぎ? こじらせ料理

 料理をしてくれるのはいいが、こだわりすぎて、もはや“こじらせ料理”になっている……なんてパターンも。

中村獅童さん(51)は、芸能界屈指のラーメン好きで有名です。家には製麺機があると聞きますし、スープや麺からラーメン作りを楽しんでいるらしいんです。業務用の寸胴に魚介を入れたり野菜を入れたりして、スープを6~8時間かけて煮込むなんてこともザラらしいですよ」

ラーメンの鶏ガラスープを作る際には、魚介や野菜も入れて何時間も煮込むという。この写真には「#6時間」と付け投稿(中村獅童のインスタより)
ラーメンの鶏ガラスープを作る際には、魚介や野菜も入れて何時間も煮込むという。この写真には「#6時間」と付け投稿(中村獅童のインスタより)
【写真】「ギャップがかわいすぎる」とコメントが殺到したおじさまの料理

 白いタオルを頭に巻き、黒いタンクトップで寸胴に向かう中村……。想像するだけでおいしいラーメンを作ってくれそう。SNSには実際にスープを煮込む中村の姿も。自宅でおいしいラーメンが食べられるなんてうらやましい一方で、料理に必要以上の時間とお金をかけることは、主婦には理解できない男性のこだわりのひとつ。もしも夫の趣味が本格ラーメン作りだったら、台所を8時間も占領されるかも……。そう考えると、少しゾッとするのではないだろうか。

カレースパイスを一から調合!

 歌手にも、こじらせ系の料理好きおじさんがいる。

森山直太朗さん(47)が熱い思いを捧げているのはカレー。ファンクラブの会報にレシピを掲載したり、カレーに合うオリジナルのスパイスを販売したりしています」

 なんと実際にスリランカに渡り、カレーを研究したという森山。スパイス『香辛丸』は、森山が7日間部屋にこもり、合計20種以上のスパイスを試して調合した逸品だ。

森山の公式HPで販売されている超本格スパイスは、26gで税込み1300円(森山直太朗オンラインショップより)
森山の公式HPで販売されている超本格スパイスは、26gで税込み1300円(森山直太朗オンラインショップより)

「山崎育三郎さんが司会を務めるトーク番組『おしゃれクリップ』に出演した際には、スタジオでオリジナルカレーを作りながらトーク。ふだんはじっくりトークをするタイプの番組なのに、イレギュラーな回でしたね(笑)」

 そこで作ったのが“けんちんキーマカレー”。途中までけんちん汁を作る要領で調理し、カレールーやだし汁、みそを入れて仕上げる。和風テイストのカレーだ。

 歌手と料理、一体どっちが本業?と疑ってしまうほど、カレーに熱い森山なのだ。