BTSの所属事務所・HYBEの新レーベルADORから、'22年の7月にデビューした、5人組女性グループのNewJeans。
BTSの“妹分”であるNEWな韓国アイドルが世界で大人気!
グループ名には、“いつ着ても飽きないジーンズのように、時代のアイコンになる”という想いがこめられる。
ここ最近まで、K-POPのトレンドは、激しい踊りや歌詞、エッジの効いた奇抜な衣装で“女性が憧れる女性”を体現した“ガールクラッシュ”だったけれど、彼女たちがファンに見せるのは、メンバー同士が仲良く笑い合う“ゆるい”ナチュラルな姿。
'80年代後半から'00年代初頭にかけて流行した青文字系や裏原系のカルチャーがたくさん盛り込まれ、“新しいのに懐かしい”不思議なアイドルになった。
楽曲にも'90年代から'00年に流行したR&Bを連想させる懐かしいムードがあり、“音楽通”も、彼女たちに夢中。
普段はK-POPを聴かないけれど、曲が良いのでNewJeansだけは聴いてしまう人という“NewJeansおじさん”なる言葉も生まれてしまうほどで、“老若男女”が虜になっている。
韓国アイドルは、“練習生期間”が長期にわたり、事務所がそこに費やす金額も膨大。そのため、デビュー後は時間をかけて練習生期間のトレーニング費用などを“借金”として返していく、シビアな仕組みがある。
ただ、NewJeansはそこもレベルが違う。
昨年12月、彼女たちが韓国のトーク番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演した際に共演した、事務所代表でプロデューサーのミン・ヒジンは、
「NewJeansが7月にデビューして、8~9月の3四半期を迎え、ギャラを精算をすることになった」と明かした。
思うように活躍できず、いつまで経っても返済が終わらないトラブルが起こるグループもある中での“新”記録となってしまった。
9月25日には、“OMG”という楽曲の動画が5億回再生されたというニュースも。
デビューしてから1年時点で、リリースは7曲しかなかったはずなのに、10か月前に出した曲が、1年経ってもチャート上位に居続ける不思議な現象も起こった。
コンセプトも何もかもが異色続きの彼女たちに、思わずオーマイガー!