“演歌第7世代”に白羽の矢が立つ可能性
もしも、ジャニーズ勢の出場がない場合、例年どおりの組数であれば、5~6組の男性アーティストが新たに出場できる可能性が出てくる。
アンケートでは、ジャニーズがいない場合に出場してほしいアーティストも聞いた(複数回答)。しかし、過半数の支持を集めるアーティストはおらず、『BTS(20・1%)』『Da―iCE(13・5%)』『BE:FIRST(11・9%)』が上位3組となった。
“ジャニーズ枠”を奪うアーティストが誰になるのか、混戦状態となりそうだ。
有力候補といわれているのは、グループアーティストだけではなく……。
「辰巳ゆうとさん、新浜レオンさん、二見颯一さん、彩青さんら“演歌第7世代”に白羽の矢が立つ可能性が浮上しています。年配の女性層からアイドル並みの支持を得ており、ジャニーズさながらの手作りうちわで応援する女性ファンもいるんです」(レコード会社関係者)
前出の富澤さんにも“演歌第7世代”の人気ぶりを聞いた。
「彼らの曲は“ド演歌”ではなく“歌謡ポップス”のようなものが多い。ポップスの良さもあるけれど、歌謡曲のわかりやすさもあるので、非常に聴きやすいのです。さらに見た目もカッコいいですから、非常に高い人気を集めています。今回、ジャニーズの出場がなくなった場合、彼らが抜擢される可能性は高いと思います」(富澤さん、以下同)
それ以外にも“SNS系”が増加することも考えられるという。
「ジャニーズがいないぶん、若者たちの視聴率を獲得するべく、TikTokなどのSNSで人気を集めているアーティストが増えるのではないでしょうか」
“紅白”の勝負を決める前に“白黒”つけるべき問題が山積みのようだ。