“ステルス増税”で岸田首相のあだ名が「悪い進化」
2019年に金融庁が公表した報告書では、老後30年間で必要な資金は2000万円とされた。
その一方、物価上昇が止まらない。たまご1パック100円の時代から今や300円に。自動販売機の清涼飲料水も150円が気がつけば180円ほどに値上がり。ほかにも内容量を減らすなど、食品のステルス値上げが相次いでいる。ガソリン代は高騰し、10月からは電気代やガス代も値上がりする。
「給与は上がらず、物価は上昇。さらに給与から天引きされる所得税や社会保険料といった非消費支出も増えています。総務省が発表した『家計調査』によると、2022年度の非消費支出は、2人以上の勤労者世帯で11万7750円にのぼります。
これは2002年度の非消費支出8万5376円から3万円以上も上昇している。ここに岸田政権の“増税地獄”が加われば、生活は困窮していくしかない……。老後資金だって2000万円あったとしても、足りなくなるはず」(前出・ワイドショースタッフ、以下同)
こうした現実に直面し、国民たちはその怒りを岸田首相へぶつける。
「SNSでは、《#増税メガネ》というハッシュタグから《#増税クソメガネ》に“進化”し、岸田首相が“だったらレーシックでもすればいいのか”と発言したとする報道を受けて《#増税クソレーシック》へと“変化”しました。メガネを外した岸田首相が、実はイケメンだとも話題になっていましたね。国民の批判が集中したすべての元凶はメガネだったのかも……」
今はどうなっているのか。
「直近では《#増税クソメガネ》に“後退”していますが、《#鬼畜増税クソメガネ》《#バラマキ増税クソメガネ》《#増税嘘つきクソメガネ》といった“亜種”も見かけます。こうした中でも、次の進化先は《#増税嘘つきクソメガネ》かと、個人的には思っています。“増税しない”って言ったのに、増税しているんですから」
国民が求めているのは、岸田首相がレーシックで眼鏡を外すことではない。自慢の“聞く力”だけでなく“理解する力”の発揮に期待したい。