両陛下と愛子さまは10月2日、東京都港区の日本赤十字社本社へ。発災から100年を迎えた関東大震災についての特別展『温故備震~故きを温ね明日に備える』を鑑賞された。
「雅子さまと愛子さまは、紺色のフォーマルウェアにパールのアクセサリーを合わせ、髪は低い位置でお団子にまとめられた、シックな装いでした」(皇室担当記者、以下同)
このように、お出ましの目的に合わせてお召し物を選ばれる皇族方の装いは、“公務ファッション”としてひとくくりにされることも多い。
皇室の方々の個性が表れるのが“私服”
一方で、個性が表れるのが“私服”だ。
「皇室の方々は、ご静養などのプライベートでのお出かけ、大学へのご通学の際は、等身大のコーディネートを楽しまれる貴重な機会です」
今回は、愛子さまと秋篠宮家の次女・佳子さまの私服ファッションを、珠玉のエピソードとともに振り返る──。
9月中旬に『週刊女性』が報じた“遊園地デート”では、愛子さまは私服をお召しになり、一般の学生と変わらない等身大のお姿が垣間見えた。
お忍びで『東京ドームシティ アトラクションズ』を訪問された愛子さまは男女3人ずつの6人組で、午後1時から7時ごろまでアトラクションを満喫された。男女ペアを3組作って、“トリプルデート”のような形で乗車される姿も見られたという。
この日の愛子さまの装いは、
「20代女性に人気のあるフランスのファッションブランド『ポールアンドジョー』と『ユニクロ』のコラボレーションアイテムである、小花柄の黒いブラウスにストレートデニムを合わせたコーディネートでした。このブラウスは定価が3000円ほど、最終的に790円まで値下げされているプチプラアイテムです」(皇室のファッションに詳しいジャーナリスト、以下同)
この3日前の9月9日には、佳子さまの私服ファッションも目撃されている。弟の悠仁さまが通われている筑波大学附属高校の文化祭をお忍びで楽しまれたのだ。
「白のTシャツに黒のジャンパースカートというシンプルな組み合わせながらも、サンダルから覗く素足が涼しさを漂わせる、大人っぽい爽やかなコーディネートでした。オーロラ色のケースに入ったスマートフォンを肩から斜め掛けされていましたね」