大スター故の炎上か
ファンたちからは「空気が読めない」などと叩かれた木村だが、
「ひと言だけでここまで炎上させるのは、さすがキムタク、というところじゃないですか。'80年代後半から、事務所が大きくなるのと同時に、“キムタク”という名前も大きくなりました。今や、ジャニーズ=キムタクといえるくらい事務所の中心にいた存在です。今の時代には稀有な“大スター”ですから」
しかし、そのスターも決断を迫られている。新会社とエージェント契約するにせよ、退所するにせよ、彼は叩かれると思う、と宝泉さんは話しつつ、
「最善手はエージェント契約で新会社に残り、ジャニーズへの逆風下でも自分の名前でどれくらいできるかを測ることでしょう。事務所としても、退所者が出る中、キムタクというビッグネームを失いたくないでしょうし。ただ、これで視聴率や映画の集客が思うように伸びなかったら……。キムタクという偶像であり続けられるか、の正念場かもしれません。
こうなると木村さんの《STAY SAFE!》という言葉が、深い意味を持っているように思えてきますね(笑)」
「SMAP」の看板に続き、今や「ジャニーズ」の看板を失おうとしている木村。
SAFEになるのは自身の未来か、事務所の未来なのかーー。