吉永小百合さんとも共演したい
まだまだ共演したい先輩たちがたくさんいると言う。
「吉永小百合さんとも共演したいですね。そういったレジェンドの方とご一緒して、みなさんの目に映る自分を知ることで、現在地がわかるんじゃないかと思うんです。もちろん、アーティスト、アイドルとして制作した楽曲を世に放ちたい思いもありますし、海外の方にも聴いていただきたい。それは、映画も同じで海外の方に注目していただける作品作りをしていきたいです」
日本エンタメの次なる担い手でもある彼に、もし自身の子どもから同じ道を進みたいと言われたらどう思うかを聞くと、
「ぜんぜん、問題ない。応援しますよ。たぶん、僕の姿を見ていたらそうなると思います。僕を育ててくれた、母のような教育をしちゃうかもしれない(笑)。あと、何かしたいのならこれをクリアしてから挑戦しろ、という話はすると思います」
来年3月には30代に突入する。表現することを愛する彼が、これからどんなエンターテインメントを見せてくれるのか楽しみだ。
Q. 運命を感じることはある?
僕は、すごく、人を引き寄せる人生を歩んでいるなと思います。偶然にも、自分のターニングポイントとなる人と鉢合わせる率がすごく高い。例えば、映画会社の方から“ケンティーとすごく合うと思う”と教えていただいた役者さんと2週間後くらいに偶然、新幹線でお会いしたり。車の中で“会いたいですね”と携帯電話で話していた方が駐車場についてドアが開いた瞬間、目の前にいたり。そういうことが多いです。
Q. 今作はタイムリミットサスペンス作品。
日頃、時間に余裕をもって行動するタイプ?
ぜんぜん(笑)。いつもギリギリで生きていたいので。というのは冗談です(笑)。でも、自分で計画した時間尺の中では、ぱっぱと動けるんですが、そうじゃないときは、時間どおりというのがそんなに得意じゃないかもしれない。
Q.ご自身のいちばんセクシーな時間は?
この質問難しい(笑)。25時かな。映画を見たり、音楽聴いたりしている時間だと思う。ワインを飲みながら、作詞とか作曲したり。