「実務面はすべて、A氏が担っている」
「移動する際は、東京と宮古島を往復する航空会社による定期便ではなく、個人で飛行機をチャーターして、宮古の離れ島にある空港に発着しているようです。大野くんが島に滞在しているときは、あまり目立たない場所で船釣りをして過ごしていますよ」(宮古島の住民)
宮古島でのビジネスは、'16年10月に立ち上げた会社の名義で行われている。
「テレビ番組制作会社の役員で、古くから大野さんと仲がいいA氏が代表取締役となり、釣り船やマリンスポーツの営業、ペンション経営などを目的とした会社を設立しています。もっとも、大野さんは“資金を出しているだけ”というのが実情で、実務的な面はすべて、A氏が担っていますが……」(大野の知人、以下同)
大野が出資しているのは、リゾートホテル計画だ。
「海に臨むおよそ1400坪で4000万円ほどの土地を会社名義で購入して、4つの建物を建設しています。現在は最後の1棟の工事中で、来年の3月に完成する予定です。4つの施設のうち2棟が宿泊用で、その宿泊費は数十万円になる予定だそうです」
今年2月にオープンした、俳優の中村昌也を店長とするバーにも携わっているといわれている。
10月中旬、週刊女性もこのバーを訪ねた。広い店内にはカウンターとテーブル席のほかに、個室のVIPルームが2つあり、にぎわっている。
深夜1時ごろ、そのVIPルームから出てきたのは、宮古島ビジネスの実務を行っているA氏だった。
─このバーは大野が出資している?
「ここのオーナーは私です。彼は関係ないですし、この店に来たこともありません」
─リゾートホテルの資金は?
「お金は自分で出しています。彼は絡んでいません」
─では、どこからそんな資金が?
「それは、いろいろと……」
大野はいっさい関わっておらず、バーには来てもいないと主張するなど、大野をかばっている様子のA氏。しかし、週刊女性は多くの目撃情報を確認している。