今年に入って始めたという飯島直子のInstagramが話題を呼んでいる。投稿しているのは、納豆に焼き魚といった庶民的な朝食などの手作り料理や、姉や友人、愛犬との写真など飾らない日常。家ではメイクをしないそうで、55歳とは思えないすっぴん姿も披露し、「白髪、たくさんあります」などと投稿。
フォロワーからは「キレイなすっぴんに驚くよ〜」など称賛の声や、ネット上でも「同世代とは思えないほど肌がキレイ!」などの反響が相次いだ。
そんなフォロアーたちのコメントに対して飯島は、「誕生日おめでとう♪治療頑張ってるね」「旦那さん退院おめでとう」などひとりずつ丁寧に返事をする神対応を見せ、たくさんのファンを獲得。フォロワーは今年10月時点で36万人を突破した。
変わらぬ自然体の言動で長年活躍を続ける飯島の芸能界デビューは、1988年。硬派な社会問題からお色気ネタまで扱っていた深夜番組『11PM』(日本テレビ系)でカバーガールを担当。1989年にはカネボウの水着キャンペーンガールに選ばれるなどし、その後、ヌード写真集『NAOの方舟』を出版した。
1991年には中山秀征と松本明子らと各地を旅する深夜番組『DAISUKI』(日本テレビ系)で天然な一面を見せ注目を浴び、翌年ビートたけしが司会を務めた『スーパージョッキー』(日本テレビ系)でレギュラーになるなどバラエティーで活躍。そして1994年、「男のやすらぎ」と題した缶コーヒーのCMに出演すると、それまでのイケイケの印象から一変、“癒し系”と呼ばれ一気にブレイク。好感度も急上昇し、1997年以降にCM起用社数年間トップを4度も獲得した。
勢いは止まらず、1997年には連ドラ初主演作『智子と和子』(TBS系)で田中美佐子とW主演を務めるなど数々のドラマは映画に出演。歌手としても網浜直子とデュオユニット『W―NAO』を結成してたり、ソロ歌手としてもシングルやアルバムも発売した。
テレビ露出が増えてきている
プライベートでは、人気絶頂期の1997年にTUBEの前田亘輝と結婚したが長くは続かず、2001年に離婚。2012年には不動産会社経営者と1年半の交際を経て再婚したが、2021年に離婚が報じられた。
また、6年前に父親が亡くなり、2年前には母が一緒にいるときに倒れて翌日に急逝。現在は、両親が住んでいた実家で過ごすことが多いという。
近年、以前よりは露出が減っていたが、10月に入り『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?』(BSフジ)の新番組が久々に放送されたり、『DAISUKI2023秋』(BS日テレ)が特番で復活し中山と松本との変わらぬ掛け合いが懐かしくて面白いと話題に。また、地上波では『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演するなど活動を活発化させている。
ヒロミや若槻千夏のように、一時期、芸能界から離れていたが本格始動から再ブレイクするケースも珍しくない昨今。元祖癒し系に、第2次ブームが到来するのか!?