「おまえは兄貴の事務所に潰される」

 同年11月には、ふたりで箱根旅行。'21年の正月は拓哉が出演する『さんタク』を一緒に見たという。

「付き合ってすぐに高知へ帰り、奥さんと離婚の話をするはずでした。でも“子どもの誕生日で言えなかった”とか“久しぶりに帰って、いきなり離婚の話は切り出せない”とか言い訳ばかり。ふたりのペアリングを発注しましたが、自分のだけ受け取って、私の分は勝手にキャンセルされました。それでケンカになりましたが、タバコを一服すると落ち着いて“ケンカした後は抱きたくなる”って……。そんな関係が続きました」

 俊作氏は大量の酒を飲み、酔うと暴言を吐いたという。

「酒が原因で事件も起こしています。'20年7月29日、自分の誕生日に飲みすぎ、一般人の車をタクシーと間違えて窓を殴りつけたそう。ゴツい指輪をしているから車に傷をつけて、その場で現行犯逮捕。悪びれる様子もなく“俺はずっと中学生のままだ”と言っていました」

 亀裂が決定的になったのは、'22年8月。俊作氏は彼女の母親に会いに行った。

「俊作は“妻がうつ病で、いずれ離婚したいけど、子どもが成人するまで離婚できない”と、母の前で言い出したんです。さらに“100万円を払ってもいいから、A子さんとの婚約を破棄したい”と」

 その2か月後、A子さんが俊作氏の家を訪れると、彼は交番に駆け込み警察沙汰に。

「俊作に会ったのは、'22年12月29日が最後です。俊作からは“週刊誌に売ればいい。俺は仕事をいくつか失うけど、おまえは兄貴の事務所に潰されるよ”と言われました」

 最終的にSNSはすべてブロックされて音信不通に。

「'23年5月に突然、電話がありました。出ると女の声で“私たちは結婚するの。あなたはフラれたのよ。諦めなさい”と言われました。俊作の友人に聞くと、'22年の年末に俊作が“いい人がいる”と言っていて、'23年の誕生日に再婚したようです」

 A子さんは現在、精神が不安定で通院している。

「俊作から“おまえが車に轢かれて死んでも俺は何も思わない”と言われた声が頭の中で響いて、睡眠薬がないと眠れません。“ゴムをすると感じない”と言われて、ずっと飲んでいたピルの代金は、彼が払うと約束したのにもらっていません。100万円の手切れ金も、もらっていません」