トラブル現場の“謎”
まず、報道自体がどこかしっくりこないのだ。第一報では斉藤とX氏の関係がまだ続いていたとされていたが、それを決定づける具体的な証拠が示されていなかった。また、ほかにも解せないことが。
「前回の騒動後に不倫関係は解消されたと報じられていました。しかしX氏は元々斉藤のかかりつけのお医者さんでしたので、元の医者と患者の関係に戻ったと考えられないこともない。狂乱動画には驚かされましたが、本人たちにも取材しているにも関わらず、なぜあのような状況になったのか理由がいまいち明らかになっていません。
警察が出動したことに関しても同様で、マネージャーさんの話では斉藤さんが通報したようですが、記事を読んだ限りでは警察が出動するほどのことでもなさそうですし、X氏が通報するならわかりますが斉藤さんが通報したのも不可解。記事を読んでも、なんだか状況がよくわからないんです」(ワイドショースタッフ)
そのため、他のメディアが後追い報道することは難しいという。それはどうやら雑誌も同じようで、
「改めて経緯を詳細に取材しないと記事化できないですし、続報も出たことですからふたりとももう何も語らないでしょう。ここから何か新しい事実が出てくる可能性は低いです」(女性誌記者)
さらに、前出のワイドショースタッフはこう語る。
「前回の不倫騒動の時にも言われていましたが、斉藤さんの不倫に関しては、“またか”という感じで、もう誰も驚きませんし、斉藤さんは“そんな人”というのが業界の常識となりました。男性でいうなら火野正平さんみたいな人で“恋多き女性”と定義されています」
CMなどには多少影響が出るかもしれないが、彼女が不倫騒動を起こしてもそれほど仕事に差し支えが出ることはもはやないだろうという。
『恋多き女優』は昭和の大女優たちの“勲章”でもあったが、スキャンダルをものともしない斉藤由貴はそのレベルに達したといえるのではーー